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時計は40~200個程の小さなパーツの組み合わせで成り立っています。
特に、心臓部である「ムーブメント」は非常に小さな歯車やレバー等が嚙み合って時計を動かします。
それらの動作部分にはほぼ全て潤滑油が使われているのですが、残念ながらその潤滑油は3~5年程で劣化・揮発・変質してしまいます。
また、金属が擦れ合って発生する金属粉や時計内部に入り込んだ湿気や微細なゴミによって、潤滑油が汚れてしまいます。
潤滑油の状態が悪いまま時計を使用し続けると部品が摩耗し動作が悪くなり、最終的には時計が止まってしまいます。
そんな状態を改善するのが「分解掃除」です。
(※オーバーホールや分解洗浄とも言います。)
分解掃除と一言で言っても、ただ分解し洗浄・組み立てするだけではありません。
部品を逐一点検し、必要に応じて調整や研磨・修正等も行います。
また、不具合がある・不具合が発生する可能性のある部品交換も同時に行います。
分解掃除を行うことにより時計(ムーブメントを含む)の状態を改善・復元し、長持ちさせることが可能です。
電気で動くクォーツ式の腕時計には、専用の小さな電池が封入されております。
その電池は非常に小さいため、約2~3年ほどで残量が無くなり時計は止まってしまいます。
そこで、ただ電池を入れ替えるのではなく、時計の状態を点検したうえで適切な電池へ交換し、パッキンのグリスアップやゴミの除去等を行うのが万時計の電池交換です。
ご依頼いただく中には電池の寿命ではなく、ムーブメントに異常があり止まってしまったものや通常よりも電池切れが早く訪れたものもございます。
そのような状態でただ電池交換を行ったのでは、またすぐに電池切れが発生し止まってしまったりする恐れがあります。
単純そうに感じる電池交換ですが、時計を長持ちさせるためには適切な工程が必要です。
ガラスの破損やバンド(ベルト・ブレスレット)の不具合、リューズ・ボタンの紛失等ひとくちに部分修理と言っても、その範囲は多岐にわたります。
前回のメンテナンスから間もない場合、再度時計全体のメンテナンスを行うと費用も期間も負担が大きく、無駄も多くなります。
また、ご予算の関係上少しずつ修理していこうと考えるお客様も多くいらっしゃいます。
お客様の希望に寄り添い、少しでも時計を長く使っていただくために尽力する万時計では、ご依頼の2割ほどが部分修理となっております。
わずかな不具合でも、他店で出来ないと断られてしまった修理でも、まずは一度ご相談ください。
時計の文字板を覆うガラス(風防)は使用に伴う小傷が付きやすく、時には衝撃を受けて破損してしまうこともあります。
幾千幾万もの種類がある時計のガラスは、それぞれ素材・サイズ・形状が違っているため一つ一つに合った物を取り付ける必要があります。
また、傷がつきにくいガラスへの交換や、形状を変えることにより外観を変化させることも可能です。
時計を腕に装着するために必要不可欠な金属バンド・各種ベルトですが、腕の動作に合わせて伸縮や摺動を繰り返すため、一番痛みが出やすい部分です。
特に金属バンドの駒同士をつなぐ「バンドピン」は知らず知らずのうちに摩耗が進み、ある日突然抜けてしまい時計が脱落、という不具合が多く発生しています。
また、脱着のたびに金属が擦れ合うバックル(中留め)も、非常に不具合が多い部分です。バックルの修理は他店で出来ないことが多いためか、比較的多くのご相談をいただきます。
その他、各種素材(革・ラバー・布等)のベルト交換も承っております。
レーザー溶接
ロウ付け
ケースのラグ(ベルトを取り付ける部分)やバックルの爪等、本来外れてはいけない部分が外れてしまうと、溶接による修理が必要となります。
状態や素材に合わせてレーザーを用いた溶接や、金属ロウを使って固定するロウ付けを行います。
この修理も他店ではできないことが多いため、多くのご相談をいただいております。
徐々に侵入する湿気や油分の揮発により、ケースの内部(ガラスの内側)が白く曇ってしまうことがあります。
外からその曇りを除去することはできないため、ムーブメントを取り出したり場合によってはケースを分解する必要があります。
また、ほこりやゴミが文字板の上に出てくることもあり、それらの除去も同時に行います。
時間を指し示す針は意外と強固に取り付けられているのですが、衝撃が加わると外れたりズレてしまうことがあります。 一見外れていないように見えても、ゆるみや接触により時間の遅れ・狂い・止まりの症状を引き起こします。 ムーブメントの不具合と思っていても針が原因であることがあるので、衝撃が加わった後の不具合はお気軽にご相談ください。
新品購入や前回のメンテナンスから間を空かず発生した部品不良(特にムーブメント部品)に対応する修理がこちらです。
保証が利く場合は保証内修理を行っていただくのがよいのですが、誤ったご使用による部品の破損などは保証対象外となる場合もあるため、一部分限定の修理(部品交換)を承っております。
メーカーや他店で保証対象外と言われ、高額な修理費用が必要となった場合は一度ご相談ください。
また、上記にかかわらず少しずつ修理を進めたい場合なども、部分ごとの修理でご対応いたします。
どれだけ丁寧に使用していても、知らず知らずのうちに小傷がついてしまうのが腕時計です。 その小傷が積み重なり、新品のころはピカピカと光っていた表面がだんだんとくすんでいってしまいます。 ステンレスや金、プラチナなどの無垢素材(表面処理のされていないもの)であれば、表面を研磨し傷を目立たたなくする「外装研磨」が可能です。 「外装仕上げ」や「ポリッシュ」などとも呼ばれる外装研磨ですが、単純に艶を出すだけではなく、その部分に合わせてヘアライン(細い筋目)やブラスト(梨地)などの磨き方を変える高度な技術と設備が必要になります。 中には研磨を行ったうえで再メッキが必要な場合もありますが、様々な方法で新品の輝きを取り戻すお手伝いをさせていただきます。
時計の錆や腐食などを引き起こす原因は、そのほとんどが汗や皮脂によるものです。
また、空気中の塵や衣類の繊維が隙間に入り込み、バンドの摩耗や防水不良を引き起こします。
様々なトラブルの元となる汚れ(汗・皮脂・塵・繊維くず等)を特殊な洗剤と超音波・手作業により除去するのが「クリーニング」です。
また、匂いや皮膚トラブルの原因となる雑菌が腕時計は常に装着している特性上、汚れがたまりやすいという欠点があります。
特に、汗をかく夏場は皮脂などの汚れが繊維くずと共に隙間へ入り込んでしまい、頑固な汚れへと変化します。
その状態のままご使用いただくと、雑菌が繁殖し臭いや皮膚トラブルの原因になるだけでなく、時計に錆や腐食・摩耗を発生させてしまいます。
万時計のクリーニングでは特殊な洗剤と超音波、職人の手作業により時計をキレイな状態へ戻します。
また、お客様がより快適に装着できるよう、紫外線による殺菌とアルコール消毒を施します。
古い時計では、湿気や太陽光の影響で文字板が剥がれたり変色することがあります。 そんな文字板を一度まっさらな状態へ戻し、再度プリントするのが「文字板再生」です。 (リダンとも呼ばれます)時計の顔である文字板がきれいになるとまるで新品のように感じますが、純正状態でなくなるというデメリットもございます。
時計の針やガラス・リューズ・文字盤等、主に外装の部品をお客様好みの形状や色に換装します。
ご自身で部品をご準備いただく方もいらっしゃいますが、事前にお伺いしたご希望から様々な商品をご提案することも可能です。
壊れた部品の代わりにオリジナリティの溢れる部品を取り付けることで、より愛着を持ってご使用いただけます。
人とは違った自分だけの時計にしたいという方は、ぜひご相談ください。
大切な時計、修理しようか売却しようか迷っているという方は意外に多くいらっしゃいます。
そんな時は万時計にお任せください!修理の金額と買取金額を同時にご提案いたします。
また、修理をしてから売却した方が高くなることや、時計をばらして部品単位にした方が高くなる時計など、修理会社だからこそできる買取の強みがございますので、ぜひご相談ください。
様々な海外・国内ブランドの修理が可能です。
ひとつひとつの時計にあった、
最適な修理をいたします。
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